小が大に勝つ

ディープラーニングの中間層がとてつもなく増大し、それに伴いCPUの計算量も増大の一途となり、それに負けないだけの大量のCPUを使って力づくで、という考えは素直な発想ですが、実際やるとなると例えば某大手IT企業では1000台のコンビュータを使い、教師なし学習という手法を使って「猫の画像」を見せ、「猫」と認識させることに成功したとのことです。

このときは1000万枚という超大量の写真を集めてコンビュータに見せ、「猫」という存在を認識させたと言われています。
ということは、自ずから「ディープラーニングを実行しよう」 とすると、CPUを1000台、2000台の並列処理が必要ということになり、そんな贅沢なことができるのは一部の大企業に限られるということになってしまいます。
アメリカの超大手IT企業である、「GAFA」(Google、Apple、Facebook、Amazon)と言われている企業グループが中心になってしかできないという構図になってなります。

ディープラーニングのイノベーションに対し、将来性に強く惹かれていても、こんな莫大なCPUパワー争いを真正面からやりあえるはずがないと、ほとんどの企業家、技術者は半ばあきらめていたというのが実際ではなかったでしょうか。
ところが、ここに救世主現るとして注目されたのがGPU (Graphics Processing Unit) でした。GPUにプロセッサを変更できるなら、一般の企業でもディープラーニングを実用化していけるのでは、という期待が生まれました。
それまでは、ディープラーニングの処理をすると、1台のCPUでは全然計算が終わらず、数千台ものCPUを使って処理しるという現状で、一部巨大資本でのみ可能な世界が、GPUを1台、2台使うことによって、十分実用化に手の届くところまで来るのではと考えられるようになっていきました。

ディープラーニングそのものは「人の能力を拡張する大革命」 といえますが、GPUの存在は、巨大資本に伍して戦える可能性を示唆してくれたのです。
わが国民が好きな、「小が大に勝つ」世界実現と言えるでしょう。

2019-06-11

サイト制作者

社員1

イイダショーコ

ご質問ご連絡は問い合わせフォーム、又はこちらまで。
mail:info@shoko-iida.com

イイダショーコのBLOG